山下圭さん
2024年2月8日
「重ね煮教室に圭さん来ませんか?」とお友達からのお誘いにひとつ返事でOKし、普通のお料理教室の気分で会場宅にお邪魔しました。
重ね煮は、日頃作っているお料理の方法とは全く違って、切る野菜の順番や切り方にも幾つかポイントが決まっていて・・・初めて参加した時の私の頭の中は?がいっぱいでした。
更に笑美先生から重ね煮の説明も沢山して頂いたのですが、緊張していたので全てキャッチできなかったのですが…
メニューの行程をこなし、出来上がった料理を口にして驚いたことに『こんなに旨味がたっぷりで、なんて美味しいんだ!』と、ようやく重ね煮の理論と意味が、「こういうことなのかぁ」と納得しました。
・ひと言で言えば「ひと口で身体を瞬時に整えてくれるもの」そして、野菜の切り方も目的に合わせてサイズや切り方を変えて出来る。
・陰性と陽性の特徴を持つ野菜を法則に従い、全てをひとつのお鍋で調理することによって身体の中を整え温めてくれる食べ物になる。
・お料理教室なのに、作り方だけでは無く、食材が自分の手もとに届くまでに関わってくださった方々に自然と感謝が出来る心持ちに変わることができる。
・きちんと下処理すれば皮は剥かずに廃棄部分を減らすことが出来る。
こんなにたくさんメリットがあることが分かりました。
習い始めてからは、粗末に素材を扱うことも無く、重ね煮に限らず料理を作る時は食材を大切にし、廃棄部分も少なく済むように工夫出来るようになれました。
一番嬉しかったことは、コツコツ毎月教わった料理を夫にも食べてもらっている事で、夫の農業に携わる意識も少しずつ変化して来た事です。自分で作る野菜も無農薬に近づけようと工夫し始めまてくれました。言葉は特に伝えなくても、重ね煮の料理だけで夫の意識が変わって来た事に驚いています。
重ね煮で見えないところでの夫婦間の相乗効果も期待出来そうです。
メンタルがこんなに変化する重ね煮教室…こんなに素晴らしい調理法を独り占めにしてはいけないと思い、これからは身内や周りの方にも声を掛け、この重ね煮を知って頂きたいと思っています。
重ね煮と笑美先生とのご縁に感謝致します。
【ティーチャーベーシックコース受講】